配列
配列(array)は、メモリ上の連続した位置に保存された項目のコレクションです。配列は、型が同じであるオブジェクトのグループを保存するよう設計された、集約的なデータ構造であり、オブジェクトのシーケンスを保存したりアクセスしたりする場合に最も効率の高いデータ構造です。
配列を宣言する方法
要素の型がintegerの配列を1つ作成する:
上の出力結果:
要素の型がstringaの配列を1つ作成する:
上の出力結果:
注意: どの要素もすべて同じ型でなければなりません。以下はコンパイルされません。
上の出力結果:
空の配列を作成する
宣言で[]
に続けてデータ型を書くことで、空の配列を1つ作成できます。
配列の要素にアクセスする
上の出力結果:
配列の末尾に値を追加する
<<
は、配列の末尾に値をひとつ追加する演算子です。
上の出力結果:
値の代わりに配列を追加することもできます。
上の出力結果
配列の長さ
.len
メソッドは配列の長さ(つまり要素の数)を返します。
上の出力結果
in
演算子
in
演算子in
は、要素が配列にあるかどうかをチェックします。
上の出力結果
配列をスライスする
Vでは配列を簡単にスライス(切り出し)できます。slice ()
メソッドを呼ばなくても、Vのデフォルトのスライシング機能だけで配列をスライスできます。 構文は配列[開始値..終了値]
のようになります。
スライスをインデックスの冒頭から開始したい場合、開始値に0
を置かずに配列[..終了値]
と書くことも、終了値に-1
を置かずに配列[開始値..]
と書くこともできます。
演習
要素をいくつか渡すと配列に保存して出力するVプログラムを書きましょう。
配列のn番目の値を読み取って逆順で表示するVプログラムを書きましょう。
配列のすべての要素の合計を求めるVプログラムを書きましょう。
ある配列の要素を別の配列にコピーするVプログラムを書きましょう。
配列の中で重複している要素の個数を数えるVプログラムを書きましょう。
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